シンボリック・オーバードーズ

作詞:玄徒ハクビ
作曲:ナユタ

​編曲:ailuroad

誰が神かもわからぬまんま

神を解いて法外説法

 

死して我が子を救えと言うが
僕の心は孤独のまんま

 

華の都の流行り病に
世界平和と生涯賃金

 

彼は良くて、僕はダメ
それは何様が決めたの?

 

五月蝿え、救世主が予言した運命論なんて
奪われた文明開花って
信じることに報われたって
それ、流行ってんの?

 

謳え、君が想像したノンフィクション
壊せ、ハリボテの幻想を
それで生きいきゃ安心なんだって
ウゼェ、叩き潰してやる

 

何が真実かわからぬまんま
ヤジを飛ばして場外乱闘

御国のためと求める拍手は
スター気取りの馬鹿ばかり

 

君は良くて、僕はダメ
僕が良くて、君がダメ
あれに似てる、これに似てる
クダラナイコトヤメマセン?

 

イラねぇ、気休めの精神論なんて
お決まりの前例踏襲って
個性を潰す瞬間なんだって
それ、気づいてんの?

 

例え、くだらない現実でも
描け、君だけの運命を
それが、花開く瞬間さえも
この、手が創り出していく

 

華の都の流行り病に
自己啓発と承認戦争

辞められない?止められない?
それは何様が決めるの?

五月蝿え、救世主が予言した運命論なんて
奪われた文明開花って
信じることに意味なんてない
それ、どこで、流行ってんの?
例え、くだらない現実でも
描け、君だけの運命を

一人が怖いっていうんだったら
どこにいても届くように
君が現在を果たすように
僕がそれを歌い尽くしてやる

信じることに救われなかった人を
見た朝に

玄徒ハクビ

信じることに救われなかった時に
僕は何を思うのだろう

現実が受け入れられないことへの逃避か
裏切られたと認識することへの恐怖か
生きる目的を失ったことへの絶望か
今まで生きる実感を与えてくれたことへの感謝か

事実は一つでも謂うところは人それぞれで
そこに善悪の判断を介すことになんの価値もない

なのにメディアが語るただ一つのストーリーをさも

客観的事実のように理解して相手をまくしたてる様を目にすることがある

実は怪しいと思っていた
では、なぜ辞めなかったのか?

辞めようとは思っていた
では、なぜ辞められなかったのか?

辞めようとしたけど、辞められなかった
では、なぜ誰かに助けを求めなかったのか?

そもそもこんなもの(人)を信じる貴方がどうかしてる

関係のない人からすれば信じた行為を否定できる言葉は

いくらでもあって、どんなに理屈を並べても、過去は肯定してくれない
信じたのは貴方自身なのだからと

じゃあ救われなかった人は行いの全てを否定されなければいけないのか

決してそんなことはなくて
信じたことでの安心感
信じたことでの生きる実感
信じた相手(対象)に捧げた時間

それは誰に何を言われようと貴方が手に入れた幸せで
その時に救われた感動は誰にも否定されるものではない
(他の人に危害を加えてまで得たのであれば、その点は否定されるが)

だから信じる対象(様式)と信じることで生まれる喜び(意味)は

別に考えなければ救われるものも救われない

なんでそんなもの(人)を信じたのかと思うのなら、

なんでそんなもの(人)を信じてしまうほどその人の心は孤独だったのか、

寂しかったのかを想い、そんな環境を作り出している社会を恥じるべきではないか

また、信じるものが変わっても何もおかしくない
様々な環境の中で時には間違った考えをすることもあるし
歳や経験を重ねれば価値観は変わっていくものだ

ただそこまでの人生の支えとなった信じた相手(対象)に感謝の意を示し、

新たに自分が信じたいものを全力で信じればいい

信じる様式に価値があるのではなく
信じる意味に価値がある

私は救われなかったと思ってしまっている人にこの曲を通じてただそれを伝えたい