ハローマイワールド

作詞・作曲:本多白紙

​編曲:ailuroad

フワッとした瞬間に脳内をよぎったメランコリー
ドロップした遺伝子は不眠不休で夢をみる

フラットに言えば自堕落だって
予想は未来を話すけど
心配性な遺伝子はそんな認識はくれないの

間違いを誤魔化し続けたら
間違いが本当の気持ちになる

何にも為れないと走り出す
ハローきっと新しい世界が
始まるはずさ
脈拍に花が咲くハートビート

プラップした心臓は名前を呼ばれてないのに
フリップで選ぶ感情に火をつけてと誘うんだ

気持ちがなくても気持ちよくなれば
勲章になるそうなんです

何もわからずに恋をして
いいじゃん、振られた傷も勲章でしょ
つまり真面目でも不真面目でも悲しみは等しい

明日は明日の風が吹く
ハローずっと私でいられるの?
その手を伸せたら、涙も輝くのさシャンデリーゼ

最終回ですれ違う度のないラブコメみたいに
3番線のホームで憂鬱を叫んでみるんだ
つまづいた現在は過去になり
明日へ旅立つ未来のファンファーレ

失くしてた愛を取り戻せ
ハッピーエンドはそこで待っているよ
君を待ってる
君を待ってる

変わる舞台の真ん中で
ハローずっと私でいられるよ
私のために私は生きる最高に

最高だって生きるのさ
人生は私のインベントリ

誰が為のマイワールド

本多白紙

季節の変わり目になると色々なことを思い出す。
授業が退屈でノートの切れ端で作った紙飛行機、ケンカをして宙に舞ったゲームソフト、後輩に告白された体育祭、浜辺で打ち上げたロケット花火、ベンチに置き忘れて戻ってくることはなかった財布、初めてのアルバイトで手にした3000円、上手く馴染めなかったサークル活動、家具1つない退去前のアパート、雪の中に落とした実家の鍵、彼女と最初に出会った文化祭、10分で抜け出した就職説明会、居場所だったライブハウス、彼女と最後に会った喫茶店、時間軸も記憶も曖昧でふとした瞬間に頭を通過する。多分そこに意味なんてないだろうし、そこから何かが生まれる訳でもないけど、居酒屋で友達とバカをした思い出を語らった後の帰り道より10倍感傷的になる。
今が最高の人生だと思っていても、最低の人生だと思っていても、あの時こうだったらという叶うことのない願望は消えることはない。僕は欲張りだから願わずにはいられない。きっと死ぬまでそうなんだ。
そんな自分の嫌な部分は忘れたいなと思いながらも、歳を重ねていくたびに感性が鈍くなっていくのが怖くてここに戻ってきてしまう。現にこの曲もしがない記憶の断片から生まれた曲だ。
学校もアルバイト先も職場も電車の中もツイッターもインスタも映画館もゲームセンターも自分中心には回っていない。必ず何かしらの役割を求められている(無自覚に意識している)。
だけど頭の中を目まぐるしく巡る楽しかった思い出、嫌な思い出は誰にも干渉されない自分だけの世界であり、そこに果たさなきゃいけない義務や役割もない。ただそこで在るだけ。
人間関係やこの先の未来のこととか漠然とした不安に襲われた時、おおよそ正確ではないちゃちな妄想に「ハロー」と身預けるのも悪くないと思える今日この頃。

🄫2019 つれづれ推進委員会